ご家族で過ごせる最後の時間は、ほんのわずかです。まずは気持ちを落ち着かせて、ペットの体が温かいうちにできることから始めましょう。亡くなった後の対処は、ご家族様で行えます。
安置する部屋を決める
ペットが安心する場所へ移してあげましょう。
※直射日光を避け、風通しの良い場所
ペットシーツをしいた上にバスタオルや毛布に敷いて寝かせてあげてください。
※夏場や気温の高い時は、直射日光の当らない冷房の効いた涼しい場所に移してあげましょう。また氷や保冷剤をタオルにくるんで、体の下(頭部や腹部)に置き、涼しくして下さい。
整える
時間の経過とともに、死後硬直が始まります。(1~2時間程度)
その前にまぶたや口を閉じ、リラックスした状態にしてあげて下さい。
手足を自然な格好で寝ているようにやさしく整えてあげましょう。
中型犬の場合は、死後硬直が始まる前に、やさしく手足を折りたたんであげて下さい。
きれいに
ぬるめのお湯で湿らせたタオルやガーゼで全身をやさしく拭いてあげます。
ブラッシングをして毛並みを整えます。
お口やお鼻、お尻から体液が出ることがあります。これは生き物の自然な現象です。
拭いても出てきてしまう場合でも、その都度きれいに拭き取ってあげましょう。
時間の経過とともに落ち着いてきます。またはお鼻やお尻に綿やティッシュで詰め物をしてあげましょう。
冷やす
夏場や2~3日自宅安置される場合は保冷剤をタオル等で包み腹部を冷やします。
※直接冷やさない。ご遺体が傷む場合ががありますので必ず布等で包んでお使いください。
最後に、そっとタオルをかけて休ませてあげましょう。
お供え物の準備(枕飾り)
ペットが愛用していた器に、好物や主食(ペットフード等)お水を、ご遺体の近くにお供えしてあげて下さい。
お花飾りやお手紙、お写真、愛用のおもちゃがあれば一緒においてあげてください。
数日、安置される場合は、毎日とりかえてあげましょう。
「生前の姿で、自宅で過ごせる最後の時間」です。「より安心して過ごせる環境」を整えてあげてください。
日程
すぐに火葬しなくてはいけないことはありません。
ご家族様でご相談の上、日程をお決め下さい。
*当日のご依頼も迅速に対応させて頂いております。
ご不安な点、ご不明な点などございましたらいつでもお問い合わせください。